TAKUTO YOSHINO

コントラストの強い国、タイ。

チリチリ…

 

成田空港から約6時間。

空港に到着して外に出ると、肌がチリチリと熱を感じる。
気温38度。湿度も高く、日本の真夏日と同じ…いやそれ以上にむあっっっとした空気が流れている。
さすがタイ、太陽の国。

空港からホテルまでバスで移動。そこで初めてバンコクの街並みや雰囲気を知る。
ホテルに着いて22階の部屋に。大きい窓からの風景は、高層ビルが立ち並ぶ日本の都会と変わらない。
でも街中を歩くと違和感を感じる。ホテルの部屋から見た世界とは違い、街はそれほど整っていない。

綺麗な高いビルのすぐ下に、老朽化したお店やアパートが並んでいる。スーツやおしゃれな身なりをしている人が颯爽と歩いてる中、幼い子供と一緒に物乞いする人もいる。

視界に入るいち場面の中で、コントラストがとても大きい。タイの「標準」がわからない。これが最初の印象だった。

日中に外を歩いてるだけで体力がどんどん奪われる。細かいチリを多分に含んだ空気。タイの人たちはこの環境に慣れているものなのか?

 

初日の夜食は、ドアも窓もない、古い建屋の中にテーブルと椅子が置かれた空間での食事。

ここでのタイ料理はとても美味しく、また値段も非常に安い。タイの物価は日本と比べるとおよそ3分の1だ。

 

次に日は商業施設「terminal21」に。

ここに入っているお店の価格はグローバル価格。つまり、海外と同額だ。スターバックスラテのshortは普通に330円ほど。

ここでも、前日にタイ料理を食べたお店とのコントラストを感じる。

僕は旅行に行っても観光地にはあまり関心がなく、むしろその国の「日常」に興味がわく。だから、商業施設に行ったり、その辺のカフェで周りを観察する方がとても楽しい。

タイでもそれは同じだった。

サイアムにあるサイアムディスカバリーやパラゴンに行くと街の乱雑さを全く感じなくなる。日本と同じ世界。

おそらくタイの中でも富裕層の人たちがここには多いのだろう。

 

サイアムディスカバリーは、nendoの佐藤オオキさんが外装内装、インテリアを手掛けてる。

案内のピクトグラムや、インテリアによる世界観、トイレの形状も四角いものがあったり、良い意味でnendo感のある空間として作り込まれていた。

パラゴンには高級ブランド店が並ぶ。ただ建物としての世界観は特になく、日本の大型ショッピングセンターを感じさせる。

 

3日目はアユタヤに。

バンコクからアユタヤまで約2時間。窓全開で空調のない電車の中にい続けるのはなかなかの辛さがあった。(帰りの夜は比較的気持ちよかった)

太陽がカッと照らす中、トゥクトゥクで移動しながら、4箇所の寺院巡り。

その時は辛さの方が勝っていたが、いま思い返すと一生に一度の貴重な経験だった。

 

4日目はホテルをチェックアウトしてのんびり過ごした。

タイマッサージも体験。サイアムにある芸術文化センターで、目的の一つだった手工芸品の鞄も購入した。

将来は国内外の工芸職人の方達と一緒に、ブランド開発、商品開発、販売をやっていきたい…

 

アジアでの海外旅行は今回が初めてだったけど、印象に残っているのは貧富の差。「楽しい」「きれい」「面白い」…そんな感情ではなく、もっと何か複雑な感情を受けた時間だった。

貴重な機会をいただけたことに感謝です。

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