Webデザインを勉強し始めの方にオススメしたいコーディング本5冊

webサイトを作りたい!
欲を言えば動きもつけたい!
wordpressで自分だけのブログページを作りたい!
という、web制作を勉強し始めたばかりの方にオススメしたい本5冊です。
僕の場合は、デジハリに通っていたものの、先行して独学でガリガリ習得していくスタンスだったのですが、この5冊で基本を押さえてコーディングできるようになりました。
習得には同じ本を2~3度回すのが効果的です。ただ、テキスト通りコードを書き続けても自由に扱えるようにはならないので、何度か回したら自分のポートフォリオサイトやブログぺージを作ってみると、習得度が一気に高まります。
勉強頑張って下さい^ ^
HTML5&CSS3レッスンブック
タイトルの通り、ステップバイステップでHTMLとCSSの基礎を習得できます。HTMLファイルとスタイルシート(style.cssというファイル)を作るところから、作ったページを公開するところまで順を追って解説してくれています。各章の最初に、章の中で使用するHTMLタグのリストと説明が載っているので、ひと通り学んだ後のタグ復習がしやすくなっています。Webの歴史やGoogleFontsについてなどTIPSも豊富ですし、MacとWindowsでの違いも書かれているので、これ一冊をしっかり押さえれば自分のサイトを作ることができます。2013年時点での内容なので、いまはどういうフォントが使えるようになってるのかなど最新情報は自分で調べる必要がありますが、基礎としては十分な内容です。次に紹介するデザインブックもやるとレスポンシブデザインを習得でき、レイアウトの自由度が上がりますよ。
HTML5&CSS3デザインブック (ステップバイステップ形式でマスターできる)
上のレッスンブックと同じく、エビスコム著の本です。エビスコムの本は良い内容のものが多いですね。勉強し始めの頃はとてもお世話になりました。
この本は、レッスンブックからさらに自由度の高いレイアウトのコーディングを身につけるための内容になっています。第1章では、約40ページまるまる使ってレスポンシブデザインの仕組みが載っているのですが、色違いのブロックを使った解説が秀逸です。あーそういうことねってなりますよ(笑。2章ではwebページを作るための下準備。3章・4章で「ブログ・ニュース系サイト」のトップページとコンテンツページのコーディング。5章・6章では「ビジネスサイト風」のトップページとコンテンツページのコーディングをします。2014年初版でレイアウトの古臭い感じは否めませんが、この本でレスポンシブの基礎を押さえて、自由度を少しずつ広げていきましょう。
作りながら学ぶjQueryデザインの教科書
HTML/CSSができればサイトを作ることはできますが、もっとUI的に自由度を高めたいですよね?その手段として役立つのが「JavaScript」というプログラミング言語です。そしてこの本のタイトルにある「jQuery」は、プログラミングが苦手なデザイナー向けの言語(正確にはフレームワーク)で、JavaScriptでの記述や動作実現をより簡易的にすることができます。また、アコーディオン、モーダルウィンドウ、カルーセル、ドロップダウンメニュー…などなど、web特有のUI設計についても原理含めて学べるので、ディレクターの方にも有益です。共通言語が多いほどコミュニケーションロスは減りますからね。
サイトになにか動作をつけたい時、コードをパッケージされた一式をネットからダウンロードして使うことができるのですが(プラグインを使う、と言います)、この本では基本UIの実装をいちからjQueryで記述していくので、プラグインに頼らない基礎力が身につきます。
確かな力が身につくJavaScript「超」入門 (確かな力が身につく「超」入門シリーズ)
jQueryのベースであるJavaScriptの基礎をひととおり学べる本です。まさに「超」入門です。jQueryの前にこちらを先に勉強しておくことをおすすめします。挫折しないためのプロセスは大切です。本の後半に出てくるjsonやAjaxについては、ここでは一旦置いておいて、JavaScriptとjQueryの扱いに慣れてから手を出す方が挫折しにくいと思います。
WordPressデザインブック HTML5&CSS3準拠 (WordPress DESIGN BOOK)
これもエビスコム著ですね。WordPressは、当初は個人ブログを作るためによく使用されていた仕組み(CMS)なのですが、今日ではコーポレートサイトなどに使われます。ニュースなど、クライアント側で更新していきたい際に組み込まれることが多いです。この本に関しては、HTML/CSS/JavaScript/レスポンシブ/ドメイン取得/レンタルサーバーについて知識がある状態が前提です。上で紹介したデザインブックと同様、一つ一つ実際にコーディングして制作していくことで、WordPress特有の仕様理解を深めることができます。「理解」を別とするなら、完全に真似していけば仕様として十分のブログページを作ることはできます。それぐらい基礎的かつ実践的な内容を網羅しています。
以上、コーディングの基礎学習に役立つ5冊でした。
参考にしてみてください。